オレはこの街のプライベートアイ…探偵だw

大倉山 by 瀬南 比呂
大倉山, a photo by 瀬南 比呂 on Flickr.

すでに一週間ほど前になりますが、友達と我らが地元北海道の誇る輝星(きらぼし)!
ご存知!!!!!!!にょ〜いずみ…あ、大泉洋が主演の(あえてさんなんてつけないw)
「探偵はBarにいる2ーススキノ大交差点」を観て参りました!!

待ちに待った鑑賞日は運良く、舞台挨拶の中継もあってとてもいい日でした。
お得意のはったりをかましまくってたにょーいず…大泉さんはとても輝いておられたw

さて、映画本編は「2時間ドラマでいいじゃん…」と前作から揶揄されてはいますが、おおむね好評なよう。私も原作をがっつりと読んで参戦いたしましたが、とてもいい出来だったと思います。

すばらしいなぁ、あ、すごいなあ、と思えた部分は…
1.川島弓子の設定と存在
2.クライマックスの地下街疾走シーン
3.松田龍平のナチュラルな北海道弁
4.マサコちゃんと橡脇の切ない物語
5.麻美ゆまのおっぱい♡w
ですね。

川島弓子、今回の依頼人でヒロインの川島弓子は映画オリジナルキャラです。原作の「消えた少年」から続いてる設定もある、今回の映画の原作「探偵はひとりぼっち」はどうやって映像化するのかとても気になっているところでした。原作では探偵は、「消えた少年」で恋人ができ、「探偵はひとりぼっち」でもマサコちゃんの死など忘れたかのようにその恋人とイチャコラしてたりする時期があるんですが、それをどうやって映像として落とし込むのか?それが非常に気になっておりました。

前作でも、探偵がケータイを持っていない設定など(原作は結構前に書かれているため、現代にすると不自然な箇所も多々ある)どうするのかなーと思ったら、うまいことまとめていたので、下手な風には転ばないだろう、と思っていたのですが、ちゃんと期待通りでした。マサコちゃん事件から探偵が遠のく理由は麻美ゆまで補い、川島弓子を登場させる事で「お約束」ができて、物語としてびしっとラインにのってるなーという印象をうけました。

川島弓子がなぜ、札幌の一オカマであるマサコちゃんの死の真相を知りたがっているのか?それは物語後半までわかりません。わかった時は「あー、あのオチを、こういう風にまとめるのかー」と感心しました。基本的に原作はものすごくやるせない終わり方です。それは前作でもそうでしたよね?小雪が愛する旦那を殺されて、復讐のためにその美貌を使って相手を殺し、自分も死ぬ…という。今回の原作も、「え?ウソ…。あぁ…そうか…そうなのか…」という感じの終わり方をします。それを川島弓子という女性を登場させる事で、多少御涙頂戴な感じは否めないものの、万人が観て「あぁ、なるほどね」となるような終わり方になっていました。

 クライマックスの地下街疾走シーンは札幌市民じゃないと「???」となるようなシーンだと思いましたね。私も友達と観に行って、友達に言われるまで「宣伝したいだけ?」と思ってましたから。探偵がある目的地に急いでいかなければならない事案が発生し、高田とともに地下街を疾走するシーンなんですが、普通の人なら「なんで地上から行かんのや?」と思うシーンです。なぜ地上を走らなかったか?

信 号 が な い

からなんです。信号で足止めをくらう事なく目的地へ行くためなんですね。(もちろん、画的に疾走感を出したいってのもあったんだろうけど)その細かい演出に、札幌市民である私はもう大歓喜w自分の街が、自分が普段生活している場所が映画の舞台になってふんだんに使われる事なんてそうそうないですからね。札幌市民で良かった、と心の底から実感します。

 ついで、松田龍平のナチュラルな北海道弁にはナチュラル過ぎてどこで北海道弁出てたかわかりませんwパンフレットにはかかれていたから、しゃべってるはずですw北海道の人は「だべさ」はあまり使いません。「〜でしょや」や「だべや」を使います。おそらく龍平氏が使ってたのは「だべや」ですが、本当にどこで使われてたかわからないので、もう一度観に行くときに注意してみてみますw

 今回の物語のバックグラウンドとなるマサコちゃんと橡脇の恋物語。これは映画じゃ語られていませんが、原作を読むといいと思います。若い頃、喫茶店で「普通に」(ハッテン場やそういったお店ではない、という意味。一般の男女が出会うように、といった意味)出会った橡脇とマサコちゃん(まだ女装はしていなかったはず…と記憶しております)。どちらかが読んでいた本に興味を引かれて、どちらかが声をかけた事が全ての始まりだったと橡脇は探偵に語っているのです。その時はお互い「そっちの」人間だと思いもせず、何度か会って会話するうちにマサコちゃんから思いを告げられたのだとも語っていたはずです。そうして、出会って別れた二人が数十年後に再会するわけです。マジックコンテストで優勝したのが(原作では準優勝とかだったはず…)きっかけで。

かつて恋人同士でありながら、数十年後の再会はマンションの前での数分の立ち話だけ。それでも、その若い頃の思い出や、別れてもなお、対峙するとその時の思いがこみあげていたのであろうマサコちゃんの表情をみるとなんとも切ないものがありました。そして、橡脇からもらったバラを抱きしめて殺されるマサコちゃん…。悲しいものがたりすぎて涙すら出てきません。どうして殺されたのか?それは原作および劇場へ足をはこんでいただければわかります。そんなことで?と言いたくなります。必ず。

 そして、最後に麻美ゆまのおっぱいのすばらしさをwwwいや、ホントにねぇ数年来の麻美ゆまファンとしては彼女をまさか銀幕で観れるなんて思いもしませんでした。(どうやら、桜姫にも出演する模様)一時は失踪?とか激やせとか言われてたから心配しておりましたが、本当にがんばっていただきたいものです。世話になってない男性の方が少ないんじゃないの?わかんないけどさ、私w(念のため説明しますが、私は女です)

 総合して、とてもいい出来の映画だったと思います。男のあこがれ、ロマンみたいなものを具現化しつつ、きちんと物語として成立させられる手腕は本当にただ単純にすごいし、楽しめました。監督を始め、製作陣は大泉のいじりかたを熟知しすぎていて道産子としては嬉しい限りでありますw

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