トラピストとトラピスチヌ


北海道ではあまりみることのない、修道院。
函館には今も現役の修道院があります。(現役だって知ったのは、そこに行ってからw)

当初、トラピスチヌしか行く予定のなかった私ですが(トラピスト修道院があること自体知らなかったから…笑)おじが「写真撮るなら、トラピストもいいぞ」と教えてくれて、連れてってくれました。(車での移動じゃないと厳しい立地です)

そして、この写真の道!「日本の道100選」に選ばれた道でもあります。中央奥のほうにトラピスト修道院の建物が写ってるのわかりますか?道をたどって行けばみえるはず。とにかく、修道院への道はまっすぐなんです。びっくりするくらい。

内地の人はぶったまげるまっすぐさじゃないでしょうか?日本で一番まっすぐな道は旭川だか、美瑛だか、たしかその辺…だったはずですが、それでなくてもまっすぐすぎてうっとりします。CMで使えばいいんじゃない?とも思っちゃうほど(笑)


これが正門です。見学は決まった時間にならできるそうですが、女人禁制故、女の人は見学は無理です。その逆で男の人はトラピスチヌの見学はできないそう。

 鬱蒼と茂った森の中にポツンと建つこの修道院は、なにかすごく幻想的な雰囲気がありました。曇っていたのでなおさらそんな雰囲気が際立っていて、それはもう、カメラを構えるのですら畏れ多いカンジでした。

 トラピスト修道院の沿革です。写真がちっさくて見えない方に…
「明治29年(1896年)にフランスから数名の修道士が来日して、津軽海峡を眼科に望む当地にトラピスト修道院を設立しましたが、トラピストの歴史は古く、その起源は11世紀にまでさかのぼります。
聖ロベルト(1018年〜1111年)は、現在のフランス・シトーの地に新修道院を創設し(1098年)、ここからシトー修道会が産まれました。
そして、1664年、シトー修道会に属するトラップ修道院(フランス)で、より厳格な生活を望む改革運動が起こり、この流れを汲むものをトラピストと呼ぶようになりました。
トラピスト修道院はカトリック教会に属し、日本国内には七つの修道院(その内5つは女子でトラピスチヌとして知られています)を持ち、国外には137の修道院(その内、50は女子)があります。聖書の教えと、聖ベネディクト(480年〜547年)の修道戒律に従い、「祈り・労働・聖なる読書」を中心とした観想生活を送っています。」

だそうです。トラピスト・トラピスチヌって修道院の名前だと思ってたから、宗派?流派?だって知って驚きました。


修道院の前の坂を下ると、売店と当別の地域の教会がありました。
ともすると、ちょっと立派な公衆トイレかと思ってしまうほどこじんまりとした教会です。

教会の横のマリア像。やはり、私はマリア像を見るとつぶやいてしまう言葉があります…。

「パトラッシュ…ぼくはもうつかれたよ…」(まさにこのアングルw)
もう、これ日本人でも通じる人あんまりいないでしょ?私より上の世代じゃないと絶対通じない。下の子達に「フランダースの犬」って言っても「???」と頭にはてなが浮かぶか、「ああ!知ってます!犬と少年のかわいそうな物語でしょ?」とドヤ顔される始末ですよ…。

今回の旅はこの後もマリア像をたびたび見ますが、その度にぶつやきながらこのあおりアングルで撮らせていただきましたw敬虔なクリスチャンでも…ってか、そもそも私クリスチャンでもないのに…ホントすいませんw

そして、トラピストを去る道すがら…。おじが車を止めて窓を開けてくれました。
ちょっと暗い上に斜めになってるのはご愛嬌…ってことでw
わかりますでしょうか?橋が修道院の形になっているのです。すごーい。
意匠に凝ってますなぁ。

ちなみに…。
トラピストの売店の建物…。
階段はあるのに、ドアがないという珍百景w増築前のなごりなんでしょうが…。
あ、売店ではトラピスト修道院でとれた牛乳を使ったバターを使った(なんかややこしいw)、アメちゃんやクッキーが買えます。ジャムとかも。あ、ソフトクリームもあるよ♪
ついでに、この売店でしか買えないバター飴、「SUN」とかっていうのを買いました。おともらちへのお土産。その他の製品は函館市内のお土産屋さんにはたくさんおいてあります。ぜひ、お買い求めください(笑)


さあ、翌日は大本丸のトラピスチヌ修道院。晴天の下、PLフィルター大活躍でございました。

正門をくぐったところで、出迎えてくれるのが聖ミカエル像。昔はもっと敷地の奥にあったそう。そして、この大天使聖ミカエルは日本におけるキリスト教布教のシンボルなのだそうな。(ザビエルが来日した日がちょうどミカエルの祝日だったことに由来するそうです)お時間あったらググっていただきたいのですが、画像検索かけるととにかくいろんな角度からのミカエル像がみれます。同じ被写体なのに表情が違う!ぜひ見てみてください。

そして、彼の後方に立ってらっしゃるのが…
マリア様でございます。PLフィルター大活躍(笑)右後方にあるのが修道院本院でございます。

この違いわかりますか?空の色!1枚目は偏光をかけてない空の色です。2枚目は偏光をかけた色。空の青さと像の白さがはっきりくっきりしてるのがわかりますか?もう4千数百円かけて買った甲斐がありました(笑)こうして同じ被写体で同じアングルで見ると違いますよね。写真表現の奥深さを肌で感じた1枚です。

さて、トラピスチヌ修道院、前庭に当たる部分が観光用として開放されております(無料!)そこら中に一眼を持ったおじさま方(なぜか女子がいなかった。おばさんはいたけどw)がマリア像やジャンヌダルク像をカメラにおさめておりました。

「ルルドの洞窟」を模した祠。説明書きは写真にお任せしましょうw

あらwみえないな…。以下、説明です
「ルルドは南フランスのピレネー山脈の麓にある洞窟です。
1838年、この近くに住んでいた14歳の少女、ペルナデッタ・スピルーの前に、18回にわたって、聖母マリアがお現れになりました。聖母は少女に祈りと犠牲を捧げるようにすすめられました。少女が聖母に言われたとおり地面を手で掘ると、そこから泉が湧き出し、その水で多くの病人が癒されました。
今日、ルルドは世界中から多くの人々が集まる巡礼地となっています。ここにあるルルドの洞窟もそれを模して築かれたものです。
ペルナデッタは、後に修道女となり、1879年、35歳で帰天しました。ローマ法王ピオ11世は、1933年、ペルナデッタを聖人の位にあげました。」
だそうな。

さて、写真の枚数も多くなってきたので続きは次回の記事に。

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