「しっくりくる」カンジ

at Biei by 瀬南 比呂
at Biei, a photo by 瀬南 比呂 on Flickr.


私が「ニコン党」だと気づいたのは、実は結構最近です。
最近も最近。今年の冬。2月のことです。

「パソコンを買い替えたら、カメラも買おう」と思っていた私は、まだいつになるかわからない購入に胸を躍らせながら量販店のカメラコーナーを見ていました。

そのときは別にフフフーンと眺めて、気になったカメラはちょっと触ってみる…程度で良かったのですが、そのときに声をかけてくれたお姉さんが実に話の分かる人で、話をしながら数社のカメラをしっかり握って試させてくれました。

実は最初は、ペンタのK-30だったかな…ボディの色をカスタマイズできる一眼レフを買おうと思ってたんです。カーキグリーンのボディでちょっと「工事現場」っぽいカンジにしようと思ってました。

だけど、2月の来店の前にお店で持ってみたら…

「なんこれ?!(右手)人差し指んとこボコって凹っこんどるやん!」

ってなったんです。違和感しか感じないそのグリップにちょっとがっかりして、うおーと激しく落ち込みました。

ネットで調べるうちに、やはり頭をついたのは「やっぱり、ニコンかキャノンがいいんじゃないか?」という考えでした。

やっぱり、国内カメラメーカーの2大雄。カメラを知らん人でも「ニコン」「キャノン」と言えば「カメラの会社」とわかるくらいの知名度。この二つで決めよう!とペンタをあきらめた私の心の中に一つの決意が芽生えました。

そのままどっちがいいか結論が着かずに、2月にぷらっと寄った量販店で「ニコン党」であることに気づいたのです。

最初はお姉さんもキャノンをすすめてくれました。エントリー機なら文句なく幅広い表現ができて手頃、と。その後にお姉さんは

「シャッターを押した感じですね。皆さんの決め手は」と言ったのです。

人によって、メーカーのシャッター音に好き嫌いがあるのだ、と。
ということで、キャノンとニコン、持った感じとシャッター音で決めよう!となって、まずはキャノン。

別に持った感じは「悪くない」感じでした。これ使えって言われたらずっと使えるなと思える機体。

ただ、シャッター音がおもちゃみたいで「写真を撮ってる」という感じにはどうしてもなれませんでした。

続いてニコン。持った感じもしっくりくるし、シャッター音も乾いたカシャっという音で実に好きな音でした。

文句なくニコンの圧勝(笑)それから自分が「ニコン党」であるということに気づくまで時間はかかりませんでした。だって…

考えてみたら、学校(大学)のカメラがニコンだったんですもん。
使い慣れてる感じが、体に染み付いてたんでしょうね。押した感じも持った感じも、全て。

いろんな人に、スマートフォンやカメラ、パソコンのときの購入について「何処のメーカーがいい?」とよく聞かれますが、結局最後は

「しっくりくる」感じ、だよと伝えています。

自分が使う道具ですもん。相棒になり得る要素は自分の中にあるんだなーとアルフォンスを相棒にして思ったりする今日この頃です。

コメント

  1. 重厚感とカメラカメラした感じが良くてニコンにしたなー。
    2台目は発売してすぐネットで見て「あ、買おう」って一目惚れして買った!後悔などしてるものか!

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    1. でも、持ち運びやすいのはD5100のほうでしょ?wアル買ってから、「軽いって購買理由の大きな要因になりえんるんだなー」と思ったことがちらほらあるw

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