人の趣味は馬鹿にしないこと。

Untitled by 瀬南 比呂
Untitled, a photo by 瀬南 比呂 on Flickr.

カメラを買って写真を撮るようになってから、割と年配の方と話したりすることが多くなりました。
だけど、趣味でカメラをやっている人ほど他の人を否定する傾向にある人と多く出会いました。
特に多く言われたのが「女の子なのにそんなカメラ持ってるの?」とか「もっと軽いのにすればいいのに…」というようなことです。しかも侮蔑のニュアンスを含めて。

あと言われてショックだったのが、始めたばかりなのに
「そんなことも知らんのか?」と言われたことです。
絞りとは…ホワイトバランスとは…理論的にも実践を通してもまだわかった「つもり」でいることは私自身が一番よく感じていることなのに、そういう風に言われるのは本当に腹が立ちます。

カメラが立派なのに使いこなせていない、というようなことも言われました。まだ1年も経っていないのに使いこなせてる方がすごいと思います…。

あとはレンズの否定。「そんなキットレンズじゃなにも撮れんだろ」や仕舞にはiPhoneで撮った写真(写真を撮ろうと思って撮ったわけじゃなくて「ここにいますよー」というお知らせのつもりで撮った写真)の構図への駄目だし…。正直もうウンザリです。

「アマチュア写真は自己満足が一番」という言葉を残しておきながら否定しかしない…。たしかに私はまだまだです。自分でも満足のいく写真はまだ撮れないのが現状です。でも、人から否定され続ける資格はなにもありません。

かえって、プロのカメラマンのほうが「どんなレンズだって、どんなカメラだっていいんですよ。自分が楽しい、と思えれば一番。高いレンズを買いたければ買えばいいけど、買わなくたって楽しめますよ。お金はかければいいってもんじゃない」という人しかいません。やはり、プロは違うなーと感心してしまいます。

昨日たまたまテレビでみていたら「人は否定され続ける環境に身を置くと認知症になるリスクがあがる」とやっていました。(ほめられると認知症になりにくくなるんだとか)

なんでもかんでも褒めろとは思いませんが、なんでもかんでも否定すればいいってものでもないと思います。
そういう人から距離を置くのも大切だなーと感じている今日この頃です。

せっかく同じ趣味を持っている人なのに、残念でなりません…。

コメント

  1. 人に指摘をする人が言うことって、本当は「自分に言い聞かせたい言葉」ってカウンセリングの授業で聞いたことがあるよ。人のことはよく分からないけど、どんな趣味であってもその趣味が好きな人をバカにするのはいただけないよね。
    人付き合いも損が出ると思ったら切るのがいいのかもね。

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